こんにちは、マリアです。
最近は、これまでの当たり前が少しずつ形を変えている時期だなと感じます。
そういう点から、自分の人生と向き合いたく哲学系の本を手に取ることが多くなりました。
でも、人生について考えるってとても難しくないですか?
真剣に人生について考えていくべきだけど、何から考えてたらいいの?
人生について深く掘り下げると、壮大すぎて頭が狂ってしまいそう…
正直わたし自身は、昔からこんなふうに考えていたこともありました。
でも、今では真剣に考えることができるようになったので、
このようなお悩みにお答えしたいと思います。
今回は、以下の2つについてお話しします。
- 自分の人生を考えるときに読みたい本『きみの町で』の紹介
- 自分の人生を今考えた方が良い理由
【初心者向け】自分の人生を考えるときに読みたい本『きみの町で』
自分の人生を考えるときに読みたい本『きみの町で』
自分の人生を考えるときに読みたい本として重松清さんの『きみの町で』を紹介します。
この本はもともと子供向けに書かれている哲学書なのですが
大人が読んでも、すごく考えさせられる一冊になっています。
その理由として、今まで生きてきた中で一度は考えたことがあることだけど、自分の中で答えが出なかったことについて書かれているからです。
例えば、『正しさ・自分・自由・人生とは?』という漠然としている問いに対して、
答えがあるようで明確な答えがないような哲学的な問いが書かれています。
そしてこの本の良いところは、
- 簡単な切り口からそれらのことを考えることができるようになっていること。
- 登場人物がそれぞれ異なる思想を持っているエピソードもあり、新しい考え方を学べること。
- それぞれの問いに対して、「自分なら?」と考えさせてくれる空間が残っていること。
だから最初に言っておくと、この本は「Yes」と「No」という
簡単な答えを導いてくれるものではありません。
そのため、読んだ後にすっきり感が味わえるかというとそうではない点もあります。
でも必ず、自分の人生について考えるきっかけを与えてくれます。
『きみの町で』を読んだ後の発見
『きみの町で』を読んだ後、多くの方が「自分はこの場合どう考えるだろう?」という問いを投げるはずです。
そして、自身で答えを見つけていきます。
例えば、わたしの場合「自分ってなに?」を考えたとき
- ビジネスパートナーといるときの自分
- 家族といるときの自分
- 親しい友人といるときの自分
などなど、似てはいても少し違う自分であると認識していました。
(表と裏があるという話ではなく、多くの方が場面や相手に応じて違う自分を演じていたり、雰囲気や口数が異なるはずです。)
そういう生活をする中で、「本当の自分ってどれなんだろう」「演じている自分は本当の自分ではないよね?」と考えることがこれまでもありました。
でもこの本書を通して、どの自分も「わたし」という人間を作り出している一部なんだと発見することに。
(この点について納得できる解釈が書かれており、腑に落ちました。)
このように新しい発見をするために、考えるべき切り口が用意されていて、
自分自身で答えを探し出すことが可能です。
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自分の人生を今考えた方が良い理由
崩れゆく「当たり前」
正直自分の人生を考えなくても、今の日本は豊かでレールが引かれているので生きることはできます。
でも、これからの新しい時代では、少しずつこれまでの当たり前の形が崩れてきています。
例えば、これまで会社に行って働くことが当たり前だった業界でも、
家にいながら働くというリモートワークが登場して、
一部の会社ではそれが当たり前の形になっています。
こうなると、これまでPCを使えなくても逃れてきたような方は、
その会社にいるためになんとしてもPCの使い方を覚える必要が出てきますね。
また、在宅勤務が普及してくると、自分自身でスケジュールを管理する必要もありますし、
どれだけ効率的に満足のいく仕事ができるかという点も重視されます。
だから、オフィルにただ単に座って仕事をしていることよりも、
より実力的な点が重視されることもあり得ます。
自分の人生を今考えた方が良い理由
上にあげた通り、すでに変化が現れている時期に、
- 振り回されながら、上の命令に聞くだけになること
- 自分の中で軸を作って、自分の人生を考えながら選択をしていくこと
この2つの選択肢のどちらを選ぶかで、これからの人生にかなりの違いが出てくることは明らかです。
そういう点で、わたしは自分の人生について考えていくことをおすすめしています。
主なメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。
- 自分の軸ができる
- より幸せを感じることにも繋がる
- 自分という人間がどんな人間なのかを理解することができる
- 今後の人生で良い選択をすることができる
生き方にこれと言った唯一の答えがないからこそ「自分で」考えた方が良いんです!
でもこの記事では、生き方について考えるというと、とても難しく奥深い話になるので、切り口として『きみの町で』という本を紹介しました。
書籍『きみの町で』から自分の人生について考えはじめよう
いかがでしたか?
この本は読んだ後「面白かった」「考えさせられる本だった」
で終わってしまっては、とてももったいないです。
なぜなら、先ほども伝えた様に、
自分の人生を考えるための切り口が用意されているから。
だから、思考することをせずには「この本を読んだ」ということができないのではと思います。
なので、ぜひ自分の考えをまとめて、自分なりの考えを導き出してみましょう。
正解はないので、どんな思考に至ってもいいですし、
誰かに見せるわけでもないので、頭の中で自分自身と対話するように考えてみてください。
この世界は、自由に見えて自分では分からない様な籠の中にいる様な不自由さがあります。
だからいろんな意見に影響されて、見えないうちに誘導されていることも…
自分の中で人生について考えずに流されている人ほど、このような可能性があるので、
これを機に自分なりの考えを見つけてみてくださいね。
最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございます。
この記事が何かのお役に立てれば、幸いです。
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