こんにちは、マリアです。
今回は、本当に「好きなこと」を見つける方法を紹介します。
初対面で人に会った時や友人に、「趣味は何なの?」「何をするのが好き?」と聞かれたとき、「…えーっと」と考えてしまうことがありませんか?
私は自分の「好きなこと」って何だっけ、と考えてしまうことがあったので、自分なりに自分の本当に「好きなこと」を見つけた方法を紹介します。
2~3歳児の子供のように物事を考えてみる
自分の本当に「好きなこと」を見つける方法は、子供のように物事を考えてみることです。
理由は簡単で、2~3歳児の子供は自分の好き嫌いがはっきりとしていて、好きなことだけで遊んでいるからです。
私たちは大人になるにつれて、「大人らしく」物事を考えるようになります。
例えば…
- この業務は好きじゃないけど、しょうがないからやる
- 人と関わることは好きじゃないけど、人付き合いがあるから関わる
- お金のために、嫌いなことでもやる
周りの人に迷惑をかけないように、大人としての言動や行動をわきまえていますよね。
逆に子供たちは親が与えたおもちゃに対しても、好きなものだけで遊び、嫌いなものには知らんぷりです。
はっきりしていて気持ちがいいくらいです。
でも大人になるにつれて、無意識のうちに自分の「好きなこと」よりも、「しょうがないから」「お金のため」と考えてしまうようになります。
これって大事なことですが、自分の本当に「好きなこと」を見つけるには必要のないことです。
なので、自分の本当に好きなことを見つけるためには、一旦頭の片隅においておきましょう。
まずは、あなた自身が2~3歳児の子供になったとして、物事を考えてみることに集中しましょう。
実際に「好き」と「嫌い」を分けてみよう
実際に、好きと嫌いを2択で分けてみましょう。
ここで押さえるポイントは、もちろんやっていることの好き嫌いを分別することです。
なので、「普通」「どちらでもない」という回答はなしにして、「どちらかといえば〇〇」というふうに好きか嫌いかに割り振りましょう。
例えば…
普段行なっている仕事の内容を分解して以下のように分ける
単体業務(文字入力、分析、資料作成)、団体業務(会議、ランチミーティング、朝礼)、残業、お客訪問
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- 「好き」→単体業務(分析、資料作成)、団体業務(会議)、お客訪問
- 「嫌い」→単体業務(文字入力)、団体業務(ランチミーティング、朝礼)、残業
上の例のように仕事やプライベートのことなど、何でもいいので、2~3歳児の子供になりきって考えてみてくださいね。
なぜ「好き」なのか理由を洗い出す
自分の中に答えが出てきたら、なぜそう選んだかを考えてみましょう。
なぜ好きなのかの理由を見つけることができれば、この後に行う分析に繋げることができますし、自分の普段の行動がなぜそうなっているかの軸を見つけ出すことができます。
例えば、先ほどの例から理由を考えてみます。
- 「好き」→単体業務(分析、資料作成)、団体業務(会議)、お客訪問
- 「嫌い」→単体業務(文字入力)、団体業務(ランチミーティング、朝礼)、残業
⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎
「好き」
- ある程度の自由がきく
- 自分のペースで出来る
- 人と関わることが出来る
- 自分の考えを伝えることが出来る
- 自分で考えることが出来る
- 数字が好き
「嫌い」
- 誰にでも出来る
- プライベートの時間を潰される
- 時間の無駄だと考える
- 効率よく仕事をしたい
このように、2~3歳児の子供になったつもりで好き嫌いを分けたのには、何らかの理由があるはずです。
もちろん「直感」で好きと嫌いを答えた方もいると思うので、それはそれで大丈夫ですが、その「直感」もこれまでの経験や思考を元に分析をすると、なぜそう選んだかがわかるようになります。
理由を見つけることは考える必要があるので、好き嫌いを割り振ることよりも少し難しいですが、やることで自分の行動の軸を見つけることができるのでやってみましょう。
「なぜ」という問いから、あなたの本当に「好きなこと」の理由を探ってみましょう。
「なぜ」から「好きなこと」分析を行う
「なぜ」好き・嫌い判定をしたのかの理由を洗い出したら、次は分析をしてみましょう。
分析をすることで、本当に「好きなこと」を見つける準備ができるようになり、自分の「好きなこと」に対する軸もわかるようにようにもなります。
この記事にも「自分」のことを理解するためのヒントを書いています。
「好き」な理由からわかることを把握しよう
先ほどの例から「好き」な理由として以下の6つを上げているので、ここから言えることは何か考えてみましょう。
好きなこと(例) | わかること(例) |
---|---|
ある程度の自由が聞く | 自分のペースで行うことが好きで、縛られることが苦手 |
自分のペースでできる | |
人と関わることができる | 話すこと、人前に立つことが好き |
自分の考えを伝えることができる | データを元に根拠を出したい それに伴う思想を発信したい |
自分で考えることができる | |
数学が好き |
このように分析を行うと、自分の「好きなこと」の基準がわかってきます。
また、同様に嫌いと分類したことの理由からも「嫌いなこと」の基準がわかります。
嫌いなこと(例) | わかること(例) |
---|---|
誰にでもできる | 自分のオリジナルティを出したい |
プライベートの時間を潰される | 仕事とプライベートを分けたい 時間管理をしたい 仕事を第一と考えていない |
残業はしたくない | |
効率よく仕事をしたい |
このように「嫌いなこと」の基準もわかることで、その逆のことが「好きなこと」に繋がると可能性が出てきます。
このように軸を出すことができれば、あなたの本当に「好きなこと」を見つける準備ができたということです。
「好きなこと」になる可能性があるものは?
今回は仕事という点から分析を行いましたが、この仕事という観点からも自分の「好きなこと」になる可能性が出てきます。
例えば…
- 自分のペースで何かを行うことが好き→一人旅に出ることが好き?
- 話すことが好き→友達と一緒にいることが好き?
- データを見るのが好き→日頃からニュースなどに関心があり、それを自分でブログなどを書いて発信するのが好き?
- 仕事とプライベートを分けたい→メリハリのある生活をしたい?
- 自分のオリジナリティを出したい→創作やデザインが好き?
実際にこの軸から「好きなこと」の可能性がわかっても、自分が本当に好きかどうかは経験をしないとわかりません。
でも、自分を見つめ直しただけでも一歩進んだ証拠です。
あとは、行動をするという一歩を踏み出してみましょう。
また、もちろんすでにあなたがやっていることが本当にあなたの「好きなこと」だったということもあり得ます。
そういう場合は他人の軸ではなく、あなたの軸にあった本当に「好きなこと」なので、これからもその「好きなこと」を大切にしていってください。
でも例えば、すでに自分の好きなこととしてデザインを趣味でやっている場合、そこからさらに「好きなこと」を広げることができる可能性があります。
例えば…
- 先ほど洗い出した軸から、デザインをブログやSNSを通して発信し収益化に繋げることや、デザインの教室やワークショップを行うこともできる
- 収益化をするには、ブログへのアクセス数を伸ばす必要もあるので、分析が必要になる
- 教室やワークショップでは、人とも話すことができる
このように、自分の今ある「好きなこと」だけではなく、その「好きなこと」と「軸から出てきた新しい可能性」とを繋げることで自分の好きを広げることができます。
先ほどもお伝えしたように、自分が本当に好きかどうかは、経験をしないとわかりません。
「好きなこと」かもしれないと思ったら、すぐに行動をしてみましょう。
経験をして自分で「これは自分が好きなことだ」と実感すれば、それは本当にあなたの「好きなこと」になります。
本当に「好きなこと」を見つけよう!
いかがでしたか?
あなたの「好きなこと」を見つけることができそうですか?
自分の過去を振り返り、楽しかった経験から自分の好きなことを分析することも方法としてありますが、今回はまず好きと嫌いに白黒つける方法を紹介してみました。
2~3歳児の子供は本当に正直だと思います。
好き嫌いがはっきりしているので、私もあのくらいはっきりしたいと思うことがあり、この方法で自分の「好きなこと」を見つめ返すようにしました。
今ではだいぶ、自分の「好きなこと」がわかってきました。もちろん、まだまだ「好きなこと」を増やしていきたいので、自分の軸と向き合いながら挑戦中です。
もし自分の本当に「好きなこと」を見つけてみたいと思ったら、この方法を試してみてください。
最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございます。