こんにちは、マリアです。
「自分らしさって結局なんだっけ…」
「自分らしさって自分の性格?人生のスタイル?個性的なところ?」
このようなお悩みのお答えします。
この記事では、以下の2点をを解説します。
- 自分らしさとはなにか
- どのように見つけるか
あなたは、「自分らしさ」を言葉で表現できますか?
就職活動をするときに自己分析を行う方が多いと思いますが、上手く分析出来ましたか?
私は、出来ませんでした。
そのこともあって、自分らしさを言葉で表すことに抵抗を感じていたのですが、
今回は私が悩み抜いて行き着いた結果としてこの記事を執筆しています。
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「自分らしい」とは何か?
自分らしさとは、生まれてからこれまでの思考と行動から出来上がった自分を表す言葉です。
と言っても、長々としているので細かく分けてみていきましょう。
自分らしいの「らしい」とは?
まず「らしい」を調べてみると、こういう意味です。
らしいの意味
- 根拠や理由のある推量を表す
- 伝聞や推量に基づく婉曲 (えんきょく) な断定の意を表す。
引用: goo辞書
この意味からもわかるように「自分らしい」というのは、これまでの自分の考え方や行動を根拠に、自分という人間をこういう人間だと(一時的に)断言するものです。
自分らしさとは何で出来てるの?
自分らしさとは、これまでの自分の考え方や行動から、自分をこういう人間だと一時的に断言することなのですが、細かく分けると、自分らしさを表すには2つの要素があります。
- 思考
- 行動
まず思考に関しては、生まれてから今までにあなたが考えたことです。
ある一つの出来事に対する思考は人それぞれ異なるはず!
例えば、以下を見てみましょう。
事象:本日、新しいスマホが発売されました。
A :新しいものは良いものに決まっているから、早速買うぞ!
B:新しいものを一番最初に試すのは危険だから、半年くらい経ってから買おう
同じ事象に対して、AとBの思考の違いがあります。
AとBに関しては、「らしさ」として以下のように表すことができます。
A:新しい物好き、挑戦、リスクを恐れない、すぐ行動タイプ、自分で経験して確かめる
B:行動よりも考える、他人の意見を聞くタイプ、リスクを考える、慎重、失敗したくない
ここで表現したものに関しては、全てではないですし、全ての人に当てはまるものでもないですが、ここではこのように仮定します。
日常的に「自分らしさ」とは何かについてを考えている人は少ないので、意識的に気づいていないですが、
思考には自分らしさが現れていることがあります。
(実際に、それが本当の自分らしさかどうかは後でわかります。)
次に行動を見てみましょう。
行動は思考の次に来るものなので、思考と連携している部分がありますが、ここでは行動自体に焦点を置いていきます。
以下を見てみましょう。
事象:休みの日の過ごし方
A:毎週友達と外に遊びに行き、アクティブな活動をしている
B:週末は一人で図書館に行き、本を読んだり調べ物をしている
同じ休みの日にしても、過ごし方が全く違う2人です。
生活をする上での行動から、以下のようなことが言えます。
A:外向的、活動家、友人が多い、アクティブ、友人といる方が好き
B:内向的、リサーチ好き、読書好き、物静か、一人が好き
思考と同様に、ここで表現したものに関しては全てではないですが、だいたい上のようなことが言えるとします。
思考から行動は生まれてくるので、2人の考え方の違いがずいぶん分かりやすく出ていると思います。
思考の段階では正確に見えませんが行動を行うことで、あなたの印象が周りにもあなた自身の目にも見えるようになります。
自分らしさを理解していない時、思考だけでは「自分らしさ」が正確ではないことがあります。
「自分ではこういう考え方をしているな」と思っても、
行動をした時に実は思考とは逆の行動をしていた、ということもあり得ます。
だから、行動をすることで初めて「これが自分なのか」と理解できることも少なくないです。
自分らしさは変わるのか?
自分らしさは、時が経つとともに変わることがあります。
これは本人にしかわからないことですが、何かの経験を元に変化が現れることがあります。
例えば、昔は外でよく遊ぶ子供だったけど、交通事故が原因で、家の中にいることが多くなった人がいます。
この人の場合、事故が原因で自分の思考と行動が変わっています。
こういうように、自分らしさは変わることもあります。
「自分らしさ」を見つける方法
自分らしさは行動と思考から来ていることがわかったところで、具体的にどうすれば良いかをみていきましょう。
自分らしさは、経験をしてわかるようになるもの
まず自分らしさは、経験をしないとわかりません。
理由は、自分で経験することにより、
自分の「好き」、「嫌い」、「得意」、「不得意」、「できる」、「出来ない」
等がわかるようになるからです。
あなたは何かを始める前に「楽しそう」と思って実際にやってみたけど、実は意外と泥臭くて止めてしまった、というような経験はありませんか?
例えば、以下の例を見てみましょう。
きっかけ1:パソコンでプログラミングをしている人を見て、かっこいいと思った
事実:やってみると難しいし、習得するのに時間がかかる。一つのことに集中できない自分には向いていなかった
きっかけ2:有名人が宣伝している洗顔料を使って、お肌すべすべになりたいと思った
事実:使ってみると手順が多いし、時間もかかる。時短したい自分には合わなかった。
この例が示すように、実際に経験をしないとわからないものです。何か新しいことを始める人の多くは、憧れなどのきっかけがありますが、実際にやり始めると大半の人はやめてしまいます。
人は、本当に好きなものと自分に合っているもの以外は、継続ができません。
自分の好きなことや気になっていることがあれば、率先してやってみましょう。やることで自分が本当に好きなのか、合っているのか、を確かめることができます。
逆に、不得意と思っていることや苦手意識を持っていることでも、一度試してみれば、本当にそうなのかどうかが分かり、自分らしさを見つける手助けになります。
一種の削除法のようになりますが、試すことで自分らしくないものがわかります。
経験した後に見返すこと
経験した後に大事なことは、その時の考え方と行動を見返すことです。
見返す時に大事なポイントは以下の3点です。
- その経験はあなたにとって、どのようなものでしたか?(好き、嫌い、その他?)
- 何かをやろうと決めた時、その経験に基づく「YES」と「NO」を判断した時、あなたはどのように考えて、その答えを導きましたか?
- あなたが心から納得のいく経験でしたか? もしそうでないなら、なぜ?
難しい質問かもしれませんが、この質問に正確に答えることができるようになると、どうして自分は一つの経験からあらゆる判断をしたのかということがわかります。
そしてその判断を導いているのが、自分らしさです。
自分らしさを見つける方がいいのか
自分らしさを見つけて、何かメリットがあるのかを少しだけ解説します。
全ての人が自分らしさを知り、理解していることで何かのメリットがあるかと言われれば、ないです。
自分らしさを理解しなくても、人は幸せに楽しく過ごすことができます。
けど、それでも多くの人が自分らしさを追求する理由は、自分らしさを理解し、自分の好きなもの/ことを見つけて、いつでもどこでも「等身大」の自分で生きていきたいからです。
事実、私も自分らしく生きるというのが一つの夢です。
自分らしさを発見している人は、比較的に自分という人間を言葉で表すことができ、
考え方も一貫性があり、「自分」を持っている方が多いです。
それに、いつでも自分は自分の理解者やサポーターであり、自分に正直な生き方をしています。
自分らしさを持っている人が偉いとか、勝ち組だという考えは全くないですが、一度は憧れる存在ではないでしょうか?
私自身も「自分らしく生きたい」という夢を持っているのですが、以前はそもそも「自分らしさ」を理解していませんでした。
でも言葉で少しずつ自分を説明できるようになり、その夢に少しずつ近づいてきたました。
まとめ
いかがでしたか?
自分らしさとは、生まれてからこれまでの思考と行動から出来上がった自分を表す言葉です。
自分らしさは、考えることと行動のセットである「経験」を積めば積むほどわかってくるものです。
経験は生の学びを得ることができます。
自分自身が直接経験することは、他人の話から聞いた経験とは全くこととなるものです。
経験から感じた感情、感覚、感触も経験の一部であって、すべてを見返すことが大事になります。
正直、最初は難しいです。
でも経験を積めば積むほど、ある程度自分らしさがわかるようになるので、見返すことにも慣れてきます。
でも、経験をしている時に新しい感覚や考え方に出会った時は、新しいあなたらしさを見つけるチャンスなので、見逃さないようにしてくださいね。
最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございます。
この記事が何かのお役に立てれば幸いです。
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