こんにちは、マリアです。
- 完璧主義者が疲れるのってなんで?
- どうすれば疲れずに済むの?
- 完了主義って何?
このようなお悩みにお応えします。
私は今では「完了主義者」なので、気楽に仕事もプライベートもこなすことができますが、以前は完璧主義だったので、めちゃくちゃエネルギー消耗していました。
でも、先にお伝えすると完璧主義者が疲れる理由は、
- 一つのことに時間と労力をかけすぎるから
- 感情の起伏が激しいから
- 最後まで気を抜かないから
- 自分と他人に対して厳しいから
- 失敗に対して恐怖心が強いから
- 自分の力でやり遂げようとするから
- 自分を認められないから
これからわかるように、ただ単に時間がかかってしまう、労力を使うだけでなく、心身ともに消耗してしまっているんです。
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この記事では、どうして完璧主義者が疲れるのかという理由を深掘りするとともに、どうしたら疲れないような生活を手に入れられるのか、実際にどう行動していくべきなのか(完了主義になる方法)を解説します。
もう完璧主義であなたの大切な時間も労力も消耗しないために、大切なポイントをピックアップ!
この記事でお伝えすることは、
- 完璧主義者が疲れる理由_7選
- 完了主義になれば、疲れ軽減できる理由_5選
- 完了主義になる方法_4ステップ
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完璧主義者が疲れる理由_7選
完璧主義者が疲れる理由を7つ紹介します。
- 一つのことに時間と労力をかけすぎるから
- 感情の起伏が激しいから
- 最後まで気を抜かないから
- 自分と他人に対して厳しいから
- 失敗に対して恐怖心が強いから
- 自分の力でやり遂げようとするから
- 自分を認められないから
一つずつ解説しますね。
①一つのことに時間と労力をかけすぎるから
完璧主義者は、一つのことに時間と労力をかけすぎるので、疲れやすいです。
完璧を求めるには、人一倍頑張る必要がありますからね。
例えば、
- 1時間で終わる仕事でも、2倍・3倍とかかってしまう
- いつも寝不足気味になり、体調を崩しやすい
完璧主義者は、一つのことに時間と労力をかけすぎています。
②感情の起伏が激しいから
感情部起伏が激しい傾向があるからです。
なぜなら、以下のような理由です。
- 完璧だと思っても何かに失敗したら、すごく凹む
- 完璧さを求めて不満を持ちやすい
- やる気がある時は、めちゃくちゃ燃える
例えば、
- 他人の仕事の出来に、完璧ではないと不満を持ち、怒りやすい
- 完璧に仕上げたつもりでも完璧でなかったら、凹んで、回復しにくい
このように、完璧主義者は感情の激しい起伏により、疲れやすいです。
③最後まで気を抜かないから
最後まで気を抜かないことで、疲れやすく感じます。
なぜなら、何か一つのことを始めたら、完璧にやり遂げるまでやり続けるからです。
例えば、
- 資料作成を完璧に仕上げるために、ずっと仕事を続ける
- 完璧さを求めるあまり、いつでも頭の中でグルグルと思考を巡らす
このように、最後まで気を抜かないことから、疲れやすく感じます。
④自分と他人に対して厳しいから
自分と他人に対して厳しいから、疲れます。
なぜなら、
- 完璧ではない自分に対して厳しい評価をする
- 他人に対しても完璧でないと気に食わない
このように、完璧を求める自分に対してはもちろん、相手に対しても自分の価値観を押し付けてしまうので、厳しくなってしまいます。
例えば、
- 完璧さに欠けている自分に対して、「もっと努力しないとダメだ」と自分を苦しめる
- 仕事で小さなミスをする同僚を叱る
このように、自分と他人に厳しい傾向があります。
⑤失敗に対して恐怖心が強いから
完璧主義者は、失敗に対して恐怖心が強いです。
なぜなら、完璧に対する執着が強いからです。
例えば、
- 完璧にしないと自分の評価が落ちると考えている
- 失敗すれば、自分の行動に意味がなくなると思っている
- 失敗しないような方法で物事を行う
このように、失敗に対する恐怖心があるので、メンタル面から疲れてしまいます。
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⑥自分の力でやり遂げようとするから
完璧主義の人ほど自分の力でやり遂げようとしてしまいます。
なぜなら、
- 「周りに完璧な人と思われたい」と思うから
- 他人に助けを求めれば、自分が完璧ではないと思ってしまうから
例えば、
- 同僚に詳しい情報を持っている人がいるにもかかわらず、自分で情報を探してやり遂げようとする
- 答えのないことを調べ続ける
このように、誰にも助けを求めずに、自分の力でやり遂げようとする傾向があります。
⑦自分を認められないから
自分を認められていないから、完璧主義者の方は疲れてしまいます。
どれだけ努力をしたとしても、完璧ではなかったら「自分はダメな人間だ」、「まだ努力が足りない」となって自己険悪に陥ってしまう可能性が高いです。
例えば、
- 仕事でミスをしたら、「自分の努力なんてなんの意味もなかった…」とこれまでの頑張りを否定する
- どれだけ成果を出しても、「まだまだ自分は完璧ではない」と考えてしまう
このような傾向があります。
自分の努力の量を認めてあげられないので、自分を大切にしてあげられず、疲れを感じやすくなります。
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完了主義になれば、疲れ軽減できる、その理由。
完了主義になれば、疲れを軽減できます。
なぜ可能なのかの理由を5つ紹介します。
- 最低限決めたゴールまで到達すれば、一旦終わりとなるから
- タイムマネジメントができるようになり、時間に余裕ができる、メリハリがつくから
- 他人と協力することで成し遂げられるから
- 柔軟に物事が考えられるようになるから
- 気楽になれるから
①最低限決めたゴールまで到達すれば、一旦終わりとなるから
最低限決めたゴールまで到達すれば、一旦終わりとなるからです。
ゴールが見えることで、いつまでも続けるのではなく、まずは終わらせることが可能になります。
②タイムマネジメントができるようになり、時間に余裕ができる、メリハリがつくから
タイムマネジメントができるようになり、時間に余裕ができ、メリハリがつくことで、疲れを軽減できます。
タイムマネジメント能力を身につけると、効率よく物事を進めることができるので、より楽に生きることが可能です。
③他人と協力することで成し遂げられるから
他人と協力することで、成し遂げられるので、疲れを大幅にカットすることが可能です。
完璧ではなく完了することを目的とするので、完了させるために、他の人のヘルプを借りることにも抵抗がなくなります。
一人ではできないことも、他の人に協力してもらうことで、シナジー効果が起こることもありますね。
④柔軟に物事が考えられるようになるから
柔軟に物事が考えられるようになります。
自分なりの完璧を追い求めると、その他のアイディアが浮かびにくいです。
でも、目的が「完璧」から「完了」になることで、
- どうすれば、効率よく仕事ができるようになるか
- どうすれば、スキルアップしながら、成長できるか
- どうすれば、自分以外の人のためにもなるのか
このように、柔軟に考えられるようになります。
⑤気楽になれるから
完了主義になることで、気軽になれることから疲れが軽減できます。
完璧を求めすぎると、完璧になるまで終わりが見えない状態になりますが、まずは完了させることを目的にすると、気持ちが楽になります。
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完了主義になる方法_4ステップ
完了主義になる方法をお伝えします。
- ゴールを明確にして、完了させることに集中する
- タイムマネジメントを行う
- 最初から100点ではなく、80点のできを目指す
- 「とりあえず」「まあいいか」を口癖にする
①ゴールを明確にして、完了させることに集中する
まずは、ゴールを明確にして、完了させることに集中させることが大切になります。
なぜなら、完璧主義者は完璧を求めるあまり、本来のゴールを見失いがちだからです。
よって、本来のゴールを決めて、そのゴールまでの作業を完了することを意識しましょう。
具体的にゴールを明確にする方法は、完璧主義の人は仕事が遅い5つのワケ【3ステップ対策法を紹介】に書いています。
②タイムマネジメントを行う
タイムマネジメントを行うことで、強制的に自分に与えられた時間の中で一つのことを「完了」させます。
なぜなら、完璧主義者は「あともう少し、あともう少し」と、時間という概念で、自分を甘えかせてしまう傾向があるからです。
でも、スケジュール帳を使って、1日の24時間の使い方をきっちりと決めてしまうことで、自分に対する甘えをなくすことができます。
タイムマネジメントを行うことで、完了主義編自分を導きましょう。
③最初から100点ではなく、80点のできを目指す
最初から100点ではなく、80点のできを目指すようにします。
なぜなら、100点になる残りの20点分を周りの人からのフィードバックや反応を参考にしたり、徐々に調整をしながら100点を目指す方が、効率よく完成を目指せるからです。
完璧主義者は、どうしても最初から100点を狙おうとします。
でもそれでは、時間がかかるし労力も使いますし、かつミスがあったときの凹み具合が大きく、非常に効率が悪いです。
また、堀江貴文さんのベストセラーである「多動力」でも以下のように書かれています。
「完璧主義者」は、何度もやり直し、一つの仕事にアリ地獄のようにハマってしまう。目指すべきは完璧ではなく、完了だ。
目の前の仕事をサクサク終わらせ、次に行く。そして前の仕事には戻らない。「完了主義者」こそ、大量のプロジェクトを動かすことができる。堀江貴文「多動力」
まずは、80%のできを目指していきましょう。
④「とりあえず」「まあいいか」を口癖にする
「とりあえず」「まあいいか」を口癖にするようにしましょう。
なぜなら完璧主義者は、どうしても「完璧にしないといけない」という意識がついてしまっているので、ついつい仕事などを続けてしまいます。
でも、「とりあえず」「まあいいか」を口癖にすることにより、完璧主義のルートへ進んでいる自分を呼び止め、完了主義にへのルートへ引き戻させることが可能です。
口癖は、「とりあえず」「まあいいか」!!
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疲れる完璧主義よりも、気楽でより結果が出る完了主義になろう
いかがでしたか?
この記事では、完璧主義者が疲れる7つの理由、完了主義になれば、疲れ軽減できる5つの理由、完了主義になる方法の4ステップを紹介しました。
再度まとめると、完璧主義者が疲れる理由は、
- 一つのことに時間と労力をかけすぎるから
- 感情の起伏が激しいから
- 最後まで気を抜かないから
- 自分と他人に対して厳しいから
- 失敗に対して恐怖心が強いから
- 自分の力でやり遂げようとするから
- 自分を認められないから
完了主義になれば、なぜ疲れを軽減できるのかは、
- 最低限決めたゴールまで到達すれば、一旦終わりとなるから
- タイムマネジメントができるようになり、時間に余裕ができる、メリハリがつくから
- 他人と協力することで成し遂げられるから
- 柔軟に物事が考えられるようになるから
- 気楽になれるから
どうやって完了主義者になるのかは、
- ゴールを明確にして、完了させることに集中する
- タイムマネジメントを行う
- 最初から100点ではなく、80点のできを目指す
- 「とりあえず」「まあいいか」を口癖にする
自分の意識次第で、完璧主義者を脱して完了主義者になることができます。
あなたの大切な時間も労力も、効率的に使っていきましょう!
最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございます。
この記事が何かのお役に立てれば、幸いです。
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