こんにちは、マリアです。
「自分と相手が同じ状況を見た時に、なんで相手は、あんなことに気づいたんだろう?」
「どうして自分は、こんな簡単なことに気づけなかったんだろう?」
そんなふうに思ったことはありませんか?
この記事では、以下の2つをお話しします。
- 観察力を磨くトレーニング法_4ステップ
- 観察力を鍛えるメリット_3選
同じ状況を見ているのに、自分と相手の情報量が異なることがあります。これは、「観察力」の違いが原因です。
観察力とは、「物事を客観的に注意深く見ることができる力」のこと。
今回は、そんな観察力を磨くトレーニングのやり方を紹介したいと思います!
観察力を磨くトレーニング法_4ステップ
観察力を磨くトレーニングのやり方を紹介します。ステップは簡単で4つだけです。
- 1日1テーマを決める
- 1日間決めたテーマを意識する
- 観察ノートを取る
- 視点を変えてみる
一つずつ見ていきましょう!
①1日1テーマを決める
1日1テーマを決めましょう。
テーマは基本的に自由に選んでもらってもいいです。物事でもいいですし、感情でもOK!
★実践編として、例としてのやり方を紹介。ご参考までに★
例えば、
「相手が自分に話しかけた時」というテーマを選んだとします。
ここで少しだけ、テーマを1つにしぼる2つの理由をお話しします。
- 一度にいくつものテーマに集中できない
- 続かなくなる
一度にいくつものテーマに集中することはできませんし、より多くの気づきを得るためには、着眼点を一つにしぼる必要があります。
観察力は一度に多くのことに集中するよりも、一つに絞った方が、効率よく上げることができます。
それに、続かなくなるのも一つの理由です。やり始めた時は、面白いので良いのですが、三日坊主になりかねないです。泣
習慣の作り方について興味のある方は、
【継続のコツ】継続できない人→仕組みづくりで解決できますをどうぞ(* ॑ ॑* )⸝
欲張らずに、毎日1つで進めていきましょう。必ず結果は出てきます!!
②1日間決めたテーマを意識する
1日間決めたテーマを意識しましょう。アンテナを張る感じです!
そのテーマに意識を置くと、普段はスルーしがちなものでも、無意識のうちに意識がいきます。
★実践編★
先ほど選んだ「相手が自分に話しかけた時」というテーマを意識して、
相手が話しかけた時に、自分の感情、返答の仕方、言葉、トーン、アクセント、言葉遣い、などに意識を向けてみます。
1日間と書きましたが、お仕事等で集中したい時は、その時間は、意識をしなくても大丈夫です。あくまでも自分のできる範囲で意識をしてみましょう。
③観察ノートを取る
次に、②で意識したことを、観察ノートに書きましょう。
- 観察したこと
- 直感で思ったこと・その瞬間の状況
- 学んだこと(※思いつかなかったら、書かなくてもOK)
をなぐり書きでもいいので、書いてみてください。
③については、わからなければ、書かなくても大丈夫です。次で説明します!
★実践編★
相手が自分に対して話しかけてくる時に、どんなシチュエーションで、直感でどんなことを学んだかを書きます。
- 観察したこと(この場合はシチュエーション):相手が自分に話しかけた時
- 直感で思ったことその瞬間の状況:めんどくさい。集中力が切れた。「なに?」と怒った感じで返答。無表情だったと思う。
④視点を変えてみる
実は、観察力を上げるには、このステップが一番大切です!!
やり方は簡単ですが、実際にやるのはハードです。
- 観察ノートに書いたことを見直す
- 自分が「直感で思ったこと・その瞬間の状況」に注目する
- なぜ自分がそう思ったかを考える・書き出す
- 視点を変える(ノートに書き出すとOK)
テーマに対して、いくつでもいいので、視点を変えたアイディアをノートに書き出してみましょう。
意外に、自分の中の当たり前や固定観念、一側面から(自分よがり)の見方しかしていないことに、気がつくはずです。それに、自分の行動を正当化するために、脳の中で勝手に解釈を変えていたりすることも。
視点を変えるには、
- 他人の立場だったら、自分がどうやって物事を考えるか
- 今の自分の考えを反対にすればどんな考えになるか
という点を意識してみるといいですよ!
★実践編★
観察ノートを見返して、「直感で感じたこと・その瞬間の状況」に注目します。
ここでは「めんどくさい」と感じたという事実をより深く観察。
直感で思った理由: | 視点を変える: |
いつも自分の作業中に声をかけてくるから |
などなど |
いつもどうでもいいことばかりだから |
などなど |
ちなみにこの作業は、なぐり書きをした時に行ってもいいですし、1日の終わりにまとめて行っても構いません。自分のタイミングで行ってみてください。
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観察力を鍛えるメリット_3選
観察力を鍛えるメリットを紹介します。
- 考え方と行動が変わる
- 集中力が上がる
- 洞察力を鍛えることもできる
一つずつ見ていきましょう!
考え方と行動が変わる
考えと行動を変えることができます。
なぜなら、自分・相手の状況を把握することができるからです。
例えば、以前わたしは、こんなツイートをしました。
むかしは、自己中も人がいると
「何なの、この人」
とイライラすることもあった。「でももしかしたら、余裕がないから
周りが見えなくなってるかも」
って見方を変えるようにした。そうしたら、
手を差し伸べることが
できるようになった。そして、
わたしも相手も
イライラしなくて済んだ❤️— マリア✨夢応援ガール (@mariaself_dream) May 5, 2020
このツイートでわかることは、
- 以前のわたし:自己中な人にイライラしてしまうことがある。
- 今のわたし:自己中な人を見てもイライラしなくなった。自分から手を差し伸べることができるようになった。
このように、自分・相手の観察を行うことで、その状況を把握することができます。そして、その結果、考え方と行動を変えることも可能です。
その延長戦として、相手とのコミュニケーション能力を高めることができたり、相手が言葉にしない本心をわかるようになったりも。
集中力を上げられる
観察力を上げることで、集中力を上げることができます。
理由は、観察をすることで、常に一つのことに意識を向けるからです。
じっくりと物事に意識を向けて観察するには、かなりの集中力が必要です。そして、同時に頭で考える能力も必要なので、結構疲れます。
でも少しずつ鍛えることで、観察するための集中力を、自分が集中したい時に使えるようになります。
洞察力を鍛えることもできる
実は、ここで紹介した観察力を鍛える方法は、洞察力を鍛える方法としても使用できるんです。
最初にもお話しした通り、観察力というのは「物事を客観的に注意深く見ることができる力」のこと。
そして、洞察力とは「目に見えないものを推測する力」です。そのため、洞察力は、観察力の延長線でもあります。
観察力で物事を注意深くみる力を養い、その後に、その観察したことを元に、目に見えないものを考えるようにしていきます。
例えば、相手が発した言葉の背景にあるストーリーを、感じることができるようになります。また、自分が感じるだけでなく、相手に感じてもらえるように、自分で工夫をすることもできます。
言葉やまわりの雰囲気を使って、相手にストーリーを想像をさせて、誘導したり、とか。
観察力を鍛えて、意識と行動を変えよう!
いかがでしたか?
観察力は、すぐに身につくものではありませんが、少しずつ磨くことはできます。
観察力を磨くトレーニングのやり方をまとめると…
- 1日1テーマを決める
- 1日間決めたテーマを意識する
- 観察ノートを取る
- 視点を変えてみる
特に、「視点を変える」という4ステップ目は、かなり難しい…( ;ᴗ; )
でもそのステップこそ、視点を変えて幅広く物事を見る力を鍛えることができるんです。慣れないうちは、難しいですが、最初は根気よく続けていきましょう。そうすれば、習慣としてできるようになってきます。
また、観察力を上げることで、考え方と行動を変えることができるのは、今後の人生において、かなりのメリットです。
観察力を上げるために、少しずつでもいいので、一緒にトレーニングを行っていきましょう!
最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございます。
この記事が何かのお役に立てれば、幸いです。
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