こんにちは、マリアです。
あなたはポジティブ思考をしていますか?
今回は、
- ポジティブ思考には罠があるということ
- ポジティブ思考とうまく付き合うために必要なこと
の2点を解説していきます。
ポジティブ思考には罠がある
世間一般的に、ポジティブ思考は良いものと思われがちですが、実は罠があります。
それは、辛い時に無理にポジティブになろうとすることで、自分をさらにネガティブにしかねないということです。
理由としては、大きく3つあります。
- 日本人の多くは元々ネガティブ思考をする傾向があるから
- 良い部分しか見ない癖がつくから
- 耐えることでパンクするから
一つずつ解説していきます。
日本人の多くは元々ネガティブ思考をする傾向があるから
日本人やアジア人の9割は、元々ネガティブ思考をすると言われています。
もちろん根からポジティブな方もいますが、ネガティブ思考は私たちが生きていく上で必須とされてきました。
その理由としてはネガティブ思考を行うことで、自分の身に何かあったときに守ることができるからです。
ちなみに、これは遺伝子レベルで決まっているため、無理にポジティブ思考にすることでは解決することができません。
良い部分しか見ない癖がつくから
ネガティブな面を否定しポジティブな面ばかりを考える過ぎてしまうと、これから起こることに対して良い部分しか見ない癖がついてしまうことがあります。
もちろん、自分が夢を叶えていたり、成功していたりするイメージを膨らませることは大事です。
でも、過度なポジティブ思考でいることで、そこに到達するまでのネガティブな出来事をそのまま無視してしまうことがあります。
そうすることで、実際にできなかったときのギャップが押し寄せてきます。
ポジティブであればあるほどそのギャップは大きく、その分余計にネガティブになってしまう可能性もあります。
これは自分で自分の首を絞めることになってしまいます。
耐えることでパンクするから
私たちは普段から我慢することで、後にポジティブなことが待っていると期待します。
よって、うまく対処しないと、耐えることが溜まることよりパンクしてしまうからです。
日本人の多くは、「ここが頑張り時だ」「ここさえ耐えれば…」という考え方をする傾向があります。
もちろん、他の国の人もこのような考え方はしていますが、日本人はやり過ぎではないでしょうか?
はっきりと言って、ここが頑張り時という期間が長すぎます。
そのため、この耐える期間が長くなり、最終的には自分の中でのキャパシティを超え、パンクしてしまう傾向があります。
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ポジティブ思考とうまく付き合うために必要なこと
さて、ポジティブ思考には罠があると分かりました。
では、その上で今後どうやってポジティブ思考とうまく付き合っていくかをお伝えしていきます。
ポジティブ思考とうまく付き合うためには、ネガティブさを受け入れたうえでポジティブな側面を探すことが大切です。
ネガティブなことが起こった・感じた時は、そのネガティブさをまずは受け入れて対処をしましょう。
そして、その後にポジティブな側面を探していくと良いです。
例を使って説明します。
『あなたが上司に怒られた』とします。
まずは上司に怒られたという事実を受け入れ、その後になぜ上司が起こったのかを分析していきます。
上司が怒る理由→あなたのことを思っているから。あなたの可能性を信じているから。
怒られているときやすぐ後に、ポジティブに思うことは難しいです。
だからこそ、怒られたという事実を否定するのではなく、一度受け入れ、その後にポジティブな面を探しましょう。
2つ目の例をあげます。
『あなたは優柔不断だ』とします。
優柔不断であるということをまずは受け入れて、その後ポジティブな面を探します。
優柔不断→物事を慎重に考えることがでいる。感性に従って判断することことができる。など
このように、まずは事実を事実として理解し受け入れましょう。その後にポジティブ側面を見つければ良いです。
簡単にいうと、ネガティブな時は、無理にポジティブになろうとするのではなく、まずは事実を受け入れて対処をしましょう。
その後徐々に、自分のペースでネガティブな表現をポジティブな言葉で言い換えていけば良いです。
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まとめ
いかがでしたか?
「ポジティブ思想」について少しはお分かりいただけましたでしょうか。
ポジティブ思考を持つことは大切ですが、そのときの自分の心に素直になって、まずは受け入れると頃から始めましょう。
そしてその後、ポジティブな側面を探していけば良いんです。
必ずしも、ネガティブなこと考えてしまうことは悪いことではないです。
しかし、ネガティブな思考を受け入れずにポジティブに変換してしまうことは、もっと良くないと言えます。
なので、今度ネガティブな思考をしていると感じた時は、まずはそれを受け止め、その後にポジティブさを探しましょう。
最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございます。
この記事が何かのお役に立てれば、幸いです。
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