こんにちは、マリアです。
- 完璧主義になった原因はなに?
- どうすれば完璧主義を克服できるの?
- これまで完璧を追い求めてきたけど、なんだか最近疲れてきたな…
このようなお悩みにお応えします。
結論をいうと、完璧主義の根本の原因は、
- 自信がないから
- 周りを気にしすぎる性格のせい
- プライドが高いから
- 責任感が強いから
- 承認欲求が強い
わたし自身、学生時代は完璧主義者で、100%の努力をして100%の結果が出ないと納得できずに、精神的に満たされていませんでした。
だから永遠と勉強や部活、自分の好きなことを続けていましたが、自分が完璧主義になった根本の原因を見つけ出し、完璧主義を卒業することができました。
その経験と実際に読んだ本の知識を使用して、今回は、完璧主義をやめたい人に向けて記事を書いています。
- 完璧主義者がもつ根本の5つの原因
- 完璧主義者の特徴_10選
- 完璧主義の克服方法_6選
それでは、みていきましょう!
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- 1 完璧主義者がもつ4つの根本原因
- 2 完璧主義者の特徴_10選
- 2.1 【完璧主義者の特徴①】出来の基準が高い
- 2.2 【完璧主義者の特徴②】周りの信頼や期待を裏切らない
- 2.3 【完璧主義者の特徴③】自信をつけるには、行動するしかないと考えている
- 2.4 【完璧主義者の特徴④】信じられるのは自分だけだと考えている
- 2.5 【完璧主義者の特徴⑤】周りからの評価が自分の価値となっている
- 2.6 【完璧主義者の特徴⑥】自分のステータス(地位)や評判を傷つけたくない
- 2.7 【完璧主義者の特徴⑦】極度に失敗を避けている
- 2.8 【完璧主義者の特徴⑧】0か100のどちらかしかない
- 2.9 【完璧主義者の特徴⑨】神経質で、気が抜けない
- 2.10 【完璧主義者の特徴⑩】一つのことを仕上げるのに時間がかかる
- 3 完璧主義を克服する6つの方法
- 4 完璧主義を克服して、もっと気楽に生きて行こう!
完璧主義者がもつ4つの根本原因
完璧主義の根本の原因についてです。
以下の通り、5つあります。
- 自信がないから
- 周りを気にしすぎる性格のせい
- プライドが高いから
- 責任感が強いから
- 承認欲求が強い
一つずつ解説します。
【完璧主義者の原因・特徴①】自信がないから
完璧主義の根本の原因の一つは、自信を持てていないからという事実があります。
なぜなら、どれだけ自分で行動をして、周りから讃えられても、自分の中での確信した自信を持てないからです。
このような状態になるのは、以下のような思考がある可能性が高いです。
- 「自分には自信がないからこそ、しっかりと仕事をしないと!」
- 「自信がないから行動するしかない!」
それに、ひたすら行動をしますが、結局のところ
- 「完璧」がどの程度なのか
- そもそも「完璧」になることが可能なのか
- 自分がこれまでやってきたことは何なのか
このように、言葉で言えないことが多々あります。
また、自分自身を信じられず、自分のこれまでの頑張りを認めてられていないということも。
このように、自信がないために、完璧主義になってしまっている可能性があります。
【完璧主義者の原因・特徴②】周りを気にしすぎる性格のせい
周りを気にしすぎる性格のせいで、自然と完璧主義になってしまった可能性があります。
なぜなら、事実かそうでないかは置いておいて、過剰に周りの目を気にしすぎるせいで、異常に仕事に対する完璧度を上げてしまっているからです。
周りを気にしすぎる性格の人が持つ意識は、以下のようなものです。
- 「自分が何かミスをすれば、周りから批判されるのではないか」
- 「周りは、もっと努力することを求めているに違いない」
このように、周りを気にしすぎるせいで、完璧主義になっていることもあります。
【完璧主義者の原因・特徴③】プライドが高い
プライドが高いと、それだけ自分に対する要求が高く、完璧主義になりやすいです。
プライドが高い人は、以下のような思想があります。
- 「周りの人よりも自分が一番できる」
- 「自分にできないはずがない」
- 「自分はミスできない」
このように「自分は完璧でいたい」という欲望があなたを苦しめているかもしれません。
プライドが高いことで、完璧主義をやめられないことが根本の原因になっていることもあります。
【完璧主義者の原因・特徴④】責任感が強い
責任感が強いことが原因の可能性があります。
仕事を行う上で、責任感が強いことは良いことなのですが、度をこしてしまったり、自分と周りの状況が見えなくなってしまうと完璧主義者になってしまいます。
以下の意識になってしまうと、自分を苦しめるだけでなく、周囲との関係性も壊してしまうことがあります。
- 「引き受けたことは絶対に成功させる」
- 「自分がこんなに責任感を持って仕事に取り組んでいるのだから、同僚もそうすべきだ!」
責任感が強すぎると、完璧主義者になってしまう可能性があります。
⑤承認欲求が強い
承認欲求が強いことから、完璧主義者になってしまった可能性もあります。
なぜなら、「完璧にできる=褒められる時」という認識が強くついてしまっているからです。
承認欲求が強くなった原因としては、子供の頃から受け取ってきた「親からの反応」が影響していると言われます。
例えば、以下のような経験を経験している可能性が高いです。
- テストで100点をとったときに、親に褒められた
- 完璧にできたときだけ、周りが自分のことを認めてくれた
このような「完璧なら自分は褒められる」という思いが強いあまりに、大人になっても
- 「完璧でないと、周りに褒めてもらえない」
- 「完璧でないと、認めてもらえない」
と、考えていることが原因となっています。
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完璧主義者の特徴_10選
完璧主義者の特徴を10個、解説していきます。
- 出来の基準が高い
- 周りの信頼や期待を裏切らない
- 自信をつけるには、行動するしかないと考えている
- 信じられるのは自分だけだと考えている
- 周りからの評価が自分の価値となっている
- 自分のステータス(地位)や評判を傷つけたくない
- 極度に失敗するのを避けている
- 0か100のどちらかしかない
- 神経質で、気が抜けない
- 一つのことを仕上げるのに時間がかかる
簡単に解説していきます。
【完璧主義者の特徴①】出来の基準が高い
出来の基準が高いです。
なぜなら、完璧にするには、出来を少しでも高くしないといけないからです。
例えば、
- 一つでもミスがあることは、あり得ないと思う
- どんなことでも丁寧に取り組む
このような認識でいる傾向が高いです。
また、これが原因で、周りの人との価値観とも合わないこともあり、トラブルの原因になることもあります。
例えば、
- 仕事の出来具合に関して、相手にも自分の基準を押し付けてしまう
- 周りから称賛を受けていても、自分の中で基準に達していなかったら許せない
完璧主義者は、出来の基準が高いという特徴があります。
【完璧主義者の特徴②】周りの信頼や期待を裏切らない
周りの信頼や期待を裏切りません。
裏切れば、相手が持つ自分に対するイメージを悪くしてしまうと考えるからです。
また、周りからは「なんでもきちんと丁寧にこなせる人」であると思われたいという気持ちもあります。
よって、周りの信頼や期待には敏感に反応し、裏切らないために行動をします。
【完璧主義者の特徴③】自信をつけるには、行動するしかないと考えている
自信をつけるには、行動するしかないと考えています。
なぜなら、以下のような理由です。
- これまでの経験で、実際にそうだったから
- 自分の周りがそのように言っているから
このように、自分の中で完璧となる結果が出るように行動をしていきますが、どこまで行動を続けても「まだできていないところがあるのでは…」とずっと考え続けてしまいます。
完璧主義の方は、自信をつけるには、行動するしかないと考え込んでしまっています。
【完璧主義者の特徴④】信じられるのは自分だけだと考えている
信じられるのは自分だけだと考えている考えている可能性もあります。
なぜなら、以下のような経験をしているからです。
- 他人を信じるだけの自信がない
- 過去に周りの環境のせいで、失敗してしまった
このように過去の経験が原因で、信じられるのは自分だけだと考えていることもあります。
【完璧主義者の特徴⑤】周りからの評価が自分の価値となっている
周りからの評価が自分の価値となっていることもあります。
なぜなら、自分を評価する基準が、自分自身ではなく、他人になっているからです。
例えば、
- どれだけ努力していても周りからの評価が低ければ、努力していないのと同じとみなす
- 周りからの称賛があったときに初めて、自分の努力が報われると考えている
このように、周りからの評価が、自分の価値と考えている可能性があります。
【完璧主義者の特徴⑥】自分のステータス(地位)や評判を傷つけたくない
自分のステータス(地位)や評判を傷つけたくないと考えています。
なぜなら、これまで自分で築いてきた成功がすぐに壊れてしまうと考えているからです。
自分のステータス(地位)や評判を傷つけたくないと考えていれば、自然と完璧主義者になっている可能性があります。
【完璧主義者の特徴⑦】極度に失敗を避けている
極度に失敗を避けています。
なぜなら、以下のような理由からです。
- 自分のステータスに傷がつく
- 周りから笑われる・批判される
- これまでに失敗をして痛い目にあった
このように、「失敗から学ぶことがある」という認識ではなく、「失敗はしてはいけないもの」という思いが強い傾向があります。
完璧主義者は、極度に失敗を避けている可能性が高いです。
【完璧主義者の特徴⑧】0か100のどちらかしかない
0か100のどちらかしかないので、とても極端です。
なので、完璧にやれることだけはやろうとして、できなさそうなことはやらないという選択をしている可能性もあります。
また、中途半端が嫌なので、エンジンが入ると全開になっていることも。
このようになると、以下のような影響も出てきます。
- 周りから「自分の嫌なことはやらない人」と思われる
- エンジン全開で行動しているので、疲労が現れる
- 中途半端な行動が自分に対しても他人に対しても許せない
完璧主義者は、0か100のどちらかしかないので、とても極端なこともあります。
【完璧主義者の特徴⑨】神経質で、気が抜けない
完璧主義な人は、神経質で、気が抜けないです。
なぜなら、完璧を追い求めるので、小さなミスがあることが許せなかったり、多くの人が気にしないこだわりがあるからです。
例えば、
- 文章を書くときの句読点や言葉使いにある小さなミス
- 線を引く時は、必ず定規を使う
- 使用するペンは、0.3mmのみ
などなど
このように、他の人にとってはそれほど気にならなかったり、どうでも良いようなことにも気にしてしまいます。
神経が高まっている状態がいつでも続いているので、自然と疲れが溜まってくるんです。
完璧主義者は、神経質で、気が抜けない特徴を持っている方もいます。
【完璧主義者の特徴⑩】一つのことを仕上げるのに時間がかかる
一つのことを仕上げるのに時間がかかります。
これは、先ほども挙げたように、一つのことに対してできを高くするために、時間がかかってしまうからです。
例えば、
- ミスがないかを必要以上に何度も確認する
- 求められていない部分に対しても、手を加えようとする
このように、一つのことを丁寧に仕上げようとするので、その分時間がかかってしまいます。
完璧を求めたい気持ちはわかりますが、求め過ぎてもよくないです。
ぜひ、ついつい頑張り過ぎるあなたへも読んでみてくださいね。
完璧主義を克服する6つの方法
完璧主義をやめるには、以下の方法があります。
- マインド力を鍛える
- 一つの仕事に対する時間制限を設ける
- 最終ゴールを先に設定する
- 細かいことに気にしすぎないようにする
- 無駄なプライドを捨て、他人を信頼する
- 他人の声を聞く
一つずつ解説します。
【完璧主義の克服方法①】マインドを鍛える
完璧主義をやめるには、マインドを鍛えることが大切です。
なぜなら、完璧を追い求めるためにどれだけ行動をしても、「まだどこか、自分には足りないところがあるんじゃないか…」と考えてしまうからです。
例えば、
- どんな時でも「自分を信じる」というマインドセットを取り入れる
- これまでの成功も失敗も全てを受け入れる
- 自分自身を見つめ返す時間を定期的に作る
- 瞑想を行う
このように、あなた自身のメンタルを鍛えてあげることで、自分に自信を持たせることができ、周りの評価に依存せずに、仕事に取り掛かることができます。
【完璧主義の克服方法②】一つの仕事に対する時間制限を設ける
完璧にしようとすると、それだけ一つの仕事に対する時間配分が多くなるので、先に時間制限を設けましょう。
そうすれば、その時間内に仕事を行う必要が出てくるので、
- どのタスクを優先すべきか
- どこを細かく確認すべきか
- どこを他人に任せられるか
もちろん仕事なので、手を抜くようなことはできませんが、全てに置いて同じ労力を使わなくて良い分、完璧主義から自分と距離を置くことが可能です。
それに、他人に任せることで、相手との信頼関係の構築にも繋がります。
【完璧主義の克服方法③】最終目的を事前に設定する
最終目的を先に設定することで、一つの仕事に対する最終ゴール地点を事前に把握することができます。
例えば、
まずは一つの仕事に対するゴールを決めることで、それ以外のことをしなくても良いという状態を作ることが可能です。
【完璧主義の克服方法④】細かいことを気にしないようにする
あまりにも細かいことを気にするのであれば、あえて細かいことに気を配らないように意識することも大切です。
なぜなら、細かいところまで完璧にしようとする人に多いのは、粗探しを繰り返し行う癖があるからです。
もちろん仕事をする上で、細かいことに気を配るのは大切なことなので、気を配るというスキルは重宝して欲しいです。
だから例えば、
毎回気になるような細かい点がある
↓
その点をチェックシートのようなものにまとめてみる
このような対策をしてもいいでしょう。
そうすればあなただけでなく、あなたの周りに対しても注意を向けることができ、部署や会社全体として、仕事の質が上がることもあります。
【完璧主義をやめる方法⑤】無駄なプライドを捨て、他人を信頼する
〜特に以下の特徴の方に効果的〜
- 【完璧主義の根本の原因③】プライドが高い
無駄なプライドを捨てて、自分以外の他人を信頼することが大切です。
なぜなら、高すぎるプライドは、自分を完璧しするために自分自身を苦しめているだけでなく、他人からも信頼を得にくい状態にします。
「自分はできる!」という意識のもと仕事に取り組むことは効果的ですが、時には他人を信頼して、手助けをしてもらうことも大切です。
【完璧主義をやめる方法⑥】他人の声を聞く
完璧主義になると、自分の中の「完璧基準」を満たすために行動を取るため、周りのことが見えなくなります。
これは、自分にムチを打っているだけでなく、周りも自分の基準を押し付けていることになります。
仕事を一緒にする、または頼む相手に自分の価値観を押し付けるのではなく、相手の考えにも耳を傾けることで、より働きやすい環境を作ることができます。
よって、あなたの周りの人たちがどう思っているかを聞きましょう。
チームワークが必要とされる仕事では特に、リーダーとメンバーとの壁をなくし、なんでも言い合える関係性を保つのが成功への鍵でもあります。
周りの声に耳を傾けてみましょう。
ちなみに、完璧主義者は、仕事が遅いということがわかっています。
その理由や対策方法については、完璧主義の人は仕事が遅い5つのワケ【3ステップ対策法を紹介】で。
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完璧主義を克服して、もっと気楽に生きて行こう!
いかがでしたか?
この記事では、完璧主義をやめたい人に向けて、根本の原因はいくつかあるということをお伝えしました。
再度まとめると、根本の原因は、
- 自信がないから
- 周りを気にしすぎる性格のせい
- プライドが高いから
- 責任感が強いから
- 承認欲求が強いから
そして、完璧主義を克服する方法は、
- マインド力を鍛える
- 一つの仕事に対する時間制限を設ける
- 最終ゴールを先に設定する
- 細かいことに気にしすぎないようにする
- 無駄なプライドを捨て、他人を信頼する
- 他人の声を聞く
完璧主義は、今すぐやめようと思ってやめられるものではありません。
少しずつ止める方向に自分を変えていくことが大切です。
最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございます。
この記事が何かのお役に立てれば、幸いです。
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